学生主催で公開講座を開く     2017.11.28, 2018.11.27

大学には通常の学生向け授業とは別に、市民を対象に講義をする仕組みがあって、希望する市民が受講する。
それを「公開講座」と呼んでいる。この呼称はどうも全国の大学共通のようだから、地元で探してみては?
来年の計画書を出す季節が近づいているが、それで思いついた。
学生達の活動団体を主催にしてみよう!
以前も書いたが、「佐賀環境フォーラム」と言う佐賀市と佐賀大学の共同による活動があって、
講義の他にも「ワークショップ」と言う名前で、幾つかのテーマに分かれて学生と市民が探求活動が行っている。
そのワークショップの1つに「環境教育班」があって、その顧問に私はなっている。
その環境教育班が自分たちを「えこいく」と称している。その「えこいく」の活動が、2年ほど前から隆盛期にある。
立役者は堤君と言う学生で、彼がリーダーになってから様々な新しいことにチャレンジしているのだ。
活動内容の幅を広げただけでなく、外部から助成金を得ることにも成功している。
市民のメンバーは環境教育班発足時からの人もいて、大きな力になっているが、人数的にも主力は学生である。
一般的に学生が担う活動は世代交代が早いので、アクティビティはもちろん活動内容まで変動が激しいものだが、
今が絶頂期なのであれば、それを長続きさせる方向で支援してあげたいと思っている。

 
そこで自分の公開講座を「えこいく主催」にしようと思いついた。それで堤君に相談して定例会で決めて貰った。
それを告知するチラシが上の画像だ。限界まで画素数を落としているから文字が読みにくいかも知れないが。
当初は公開講座が終了してからここに書こうと思ったが、良く考えてみるとホームページに載せると言うことは、
この公開講座を知らせる意味もあるので、「知っていたら参加した。先に言ってよね」って人がいるかも知れない。
そこで今の時点でアップロードすることにしたわけである。
それならついでに、と言う訳で、もっと期日の迫った別の「えこいく」主催のイベントの募集案内も掲載しておこう。
高校生・大学生が対象。見ての通り一応募集は締め切ったが、まだ定員に余裕が残っているそうだ。

 

第2回の「えこいく公開講座」 (2018.11.27)
去年の報告をしないまま一年経ってしまった。実のところ当日は特段何か変わったことがあった訳ではないので、
どう書いたら良いか困ってもいた。期せずして最後に拍手を戴いたりしたが、結局のところ、
「好評だった」
と言う言葉に集約されてしまうのだ。
そんなわけで昨年の報告をすることは諦めて、今年の(第2回目の)「えこいく公開講座」の予定を連絡しよう。

 

今年はエネルギー資源に関する内容だ。複数のテーマを順にやることで、毎年同じになることを避けようと思う。
現時点では3つのテーマがあるので、来年も別の内容になる予定である。


                                 研究室トップ