授業について            

1. 環境関連科目 (人間環境課程 環境・技術分野)
 目標は「企業や官庁で環境アセスを外注できる程度の知識」を想定します。
 学生は高校で理系クラス出身と文系クラス出身の両方が混じるけれども、
 人数は文系が多いので文系出身を前提にしたような授業になります。
 実際には高校のクラス分け程度では、文系も理系も大差ないのだけどね。
 ・ 自然環境論 (1年)
   人間環境課程の学生全体が対象。私は主に放射線の部分を担当。
   状況次第でエネルギー問題も扱うことがある。
 ・ 大学入門科目 (1年)
   担当する年とそうでない年がある。担当が回ってきたときは、宮崎駿の話と
   本を調べての発表をやっている。環境問題って奥が深いね、と思って貰う趣旨。
 ・ 水と空気の運動学 (1年)
   環境アセスなどで直面する問題に、水の流れや風についての予測がある。
   どの程度まで正確に予測できるのか、実は難しい問題がある。
 ・ 環境熱学 (2年)
   エネルギーは再利用できない。その理由をとことん追及しながら、
   熱に関する基本法則と、そこから生まれる制約について考える。
 ・ 気象環境科学 (2年)
   上記「水と空気の運動学」と似ているが、気象に焦点を当てた内容。
   大気の鉛直構造とか…。前半の物理学的な部分を担当。
 ・ 生物群集の数理科学 (2年)
   前半は日本の植生についての講義と調査、後半は生物の個体数が増減したり、
   時に絶滅することを予測できないか挑戦した数理科学の話。
 ・ 原子物理 (2年)
   次の理科教員養成と共通の科目。温室効果など様々な現象の背後にあるのが量子論。
   原子に関わる不思議な実験結果を追究して、科学の歴史に沿って説明する。
 ・ 物理学基礎実験I,II (3年)
   同名の科目が理科選修にも開講されるが、人間環境向けのクラスを担当。
   2回程度で終わる実験や測定のテーマを順次行う。
 ・ エネルギー環境論 (3年)
   後半を担当。蒸気機関やガソリンエンジンなど、エネルギー変換技術の歴史から、
   エネルギーの節約を目指した工夫を考える。
 ・ 環境・技術セミナー (3年)
   担当する年とそうでない年がある。就職試験の集団討論を意識して、
   発表をして貰ってそれに関して、受講者で議論する形式にしている。

2. 理科教員養成関連科目 (学校教育課程 理科選修)
 中学と高校の理科教員を目指す人向けの授業です。目的がはっきりしているので、
 何を身につけるべきか分かりやすく、合格の判断基準も厳格になりやすい。
 単なる「基礎物理」とは違って、生徒の視点を取り入れた内容です。
 ・ 物理学通論I,II (1年)
   他教員の担当する「物理学通論III,IV」と合わせて、古典物理が網羅される。
   本授業では力学と熱の範囲を学ぶ。
 ・ 力学 (2年)
   ニュートンが力学を構築したきっかけは惑星の運動だった。それを具体的に解いたり、
   座標系に依らない法則の記述方法を追い求めたり。最後に相対性理論を解説する。
 ・ 原子物理 (2年)
   (上記を参照)
 ・ 中等理科教育法III (3年)
   中等理科教育法がIからVIまである中の物理分野。教えるべき物理学の内容は
   身についたものとして、それを如何に生徒に教えたら良いか考える授業。

3. その他の科目
 上記以外にも教養科目や大学院科目の担当があるが、教養科目は改編の
 途上にあり、また大学院科目は対象者が限られるので省略します。


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